1. 秋の沖ノ島でドライスーツ初挑戦
2025年11月9日、千葉県館山市の沖ノ島エリアでファンダイビングを開催しました。
この日のゲストは、千葉県からお越しの20代女性。今回が初めてのドライスーツダイビングでしたが、陸上でのレクチャーや事前の練習を経て、スムーズに潜ることができました。
「思っていたより快適でした!」という声もあり、秋の沖ノ島でのドライスーツデビューとして理想的な一日となりました。
2. 開催ポイント:沖ノ島沈船と黒根
この日は2本のファンダイブを実施しました。1本目は「沖ノ島沈船」、2本目は「黒根」。どちらも館山市を代表する人気ダイビングポイントです。
【沖ノ島沈船】
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水温:20.8℃
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透明度:約5m
沈船ポイントは、かつて海底に沈んだ旧日本海軍の水雷艇が眠る歴史あるスポット。
人工構造物である船体の周囲にはソフトコーラルがびっしりと付き、アカホシカクレエビやガラスハゼが生息。船体の影からはスズメダイの群れが流れるように泳ぎ、幻想的な光景が広がっていました。
透明度は5m前後ながらも、秋らしい静かな水中に光が柔らかく差し込み、沈船全体を包み込むような美しい風景が印象的でした。
【沖ノ島黒根】
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水温:20.7℃
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透明度:約4m
黒根は、地形が入り組んだ岩礁帯が特徴のポイント。浅場にはカゴカキダイやメジナの群れがゆらめき、岩陰にはオルトマンワラエビやイソギンチャクモエビも見られました。
この日は波も穏やかで、ドライスーツ初心者でも安心して潜れるコンディション。秋の海らしい落ち着いた雰囲気の中で、魚たちの自然な姿をじっくり観察することができました。
3. 初めてのドライスーツダイビング体験
今回のゲストは、これまでウェットスーツでのダイビング経験はあったものの、ドライスーツは初めて。
水中での浮力コントロールや姿勢保持など、慣れるまでは難しいと感じる方も多いのですが、当日はインストラクターの丁寧な指導のもと、問題なく潜行できました。
ドライスーツは水を通さず、内部に空気を入れることで浮力を調整する仕組み。
初めての方でも、マリンスノーでは事前に陸上での練習を行い、操作方法や姿勢の確認をしてから海へ入ります。
そのため、初挑戦でもストレスなく、快適に潜れるのが特長です。
秋から冬にかけての館山・沖ノ島は、水温が下がる一方で透明度が上がり、ドライスーツの快適さを実感できる時期です。
「寒さを気にせず潜れる」「動きやすい」「中に着る服で調整できる」など、多くのダイバーから好評をいただいています。
4. 秋の館山・沖ノ島の魅力
館山市の沖ノ島は、東京から車で約2時間半。千葉県内でも透明度が高く、生物の多様性にも恵まれた海として知られています。
秋は海が落ち着き、光の入り方が柔らかく、ソフトコーラルや岩肌の色合いが一段と鮮やかに映えます。
沈船周辺では、ガラスハゼやアカホシカクレエビ、ミナミハコフグの幼魚など、小さな生物が数多く観察されました。
黒根の浅場では、クマノミやカゴカキダイが群れ、時折アオウミウシやサラサウミウシも見られます。
フォト派ダイバーにとっても魅力的な被写体が多く、水中撮影の練習にも最適です。
5. 沈船ダイビングの魅力
沖ノ島沈船は、千葉県館山市の中でも特に人気の高い「アドバンスドダイバー向け」ポイントとして知られています。
深度は約25m前後で、光の差し込みが美しく、静けさの中に歴史を感じる場所。
沈船ダイビングは「探検気分」と「生物観察」の両方を味わえるのが魅力です。
水中ライトを使えば、船体内部の陰に潜むエビやカニ、小魚の群れも見逃しません。
潮の流れが穏やかな日は、沈船全体をぐるりと回りながら撮影することも可能。
特に秋の時期は光が柔らかく、フォトジェニックな水中景観を楽しむことができます。
6. 黒根ポイントの見どころ
黒根は、ビーチからもアクセスできる人気スポットで、浅場から地形の変化に富んだエリアが広がっています。
ソフトコーラルが揺れる岩礁帯や、砂地に点在する生物たちをじっくり観察できるため、初心者から中級者まで幅広く楽しめます。
透明度は4m前後でしたが、光が差し込むと水中の景観が一変。
太陽の光が海底を照らす瞬間は、秋の黒根ならではの美しさ。
魚たちの群れの中をゆっくり泳ぐ感覚は、まさに「癒しの時間」です。
7. 沖ノ島ダイビングサービスマリンスノーのサポート体制
沖ノ島ダイビングサービスマリンスノーでは、初心者やブランクのある方でも安心して潜れるように、徹底した安全管理と丁寧なサポートを行っています。
体験ダイビングからファンダイブ、スキンダイビング、ライセンス講習まで、幅広いプログラムを提供。
特にドライスーツ講習や初挑戦の方向けのプランでは、装着方法・浮力調整・トラブル対応などを一つひとつ丁寧に説明します。
「初めてでも不安なく潜れた」「水中で落ち着いて楽しめた」という声を多くいただいています。
8. ドライスーツダイビングの魅力とコツ
ドライスーツは、水温15〜22℃前後の時期に特に活躍します。
中にインナーを着込むことで保温性を確保し、冷えを感じずに快適な潜水が可能。
また、浮力コントロールを身につけることで、中性浮力のスキルアップにもつながります。
コツは、無理に動かず「空気の移動」を意識すること。
水中姿勢を安定させ、少しずつ感覚をつかむことで、ウェットスーツよりも精密な浮力コントロールができるようになります。
マリンスノーでは、初回のドライスーツ練習を陸上・浅場で行うため、誰でも安心してステップアップ可能です。
9. 館山の秋の海が人気の理由
館山の秋は、海況が安定しやすく、透明度も高い時期。
夏に比べてダイバーが少なく、のんびりと潜れる環境が整っています。
さらに、魚影が濃く、ソフトコーラルの発色も美しい季節です。
また、館山市内には観光スポットも多く、ダイビング後のグルメや温泉も楽しめます。
海辺のカフェや新鮮な魚料理を味わえる食事処も豊富で、1日を通して「癒しの海時間」を過ごせるのが魅力です。
10. まとめ
今回のファンダイビングでは、
・千葉県館山市の沖ノ島沈船と黒根で2ダイブ
・参加者は千葉県からの20代女性
・初めてのドライスーツでも安定した潜水を実現
・水温20.7〜20.8℃、透明度4〜5m
秋の沖ノ島は、静けさと神秘さが共存する特別な海。
沈船ダイビングでは歴史とロマンを、黒根では穏やかな地形と生物の多様性を堪能できます。
これからドライスーツデビューを考えている方、秋のファンダイブを楽しみたい方には最適なシーズンです。
沖ノ島ダイビングサービスマリンスノーでは、初心者からベテランまで、どなたでも安心して参加できる環境を整えています。
ぜひ、秋の館山・沖ノ島で新たな海の魅力を体験してください。
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* 2025/11/10 おかぴー店長の気まぐれ日記 *
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