はじめに
千葉県館山市に位置する沖ノ島は、首都圏からのアクセスも良く、日帰りでも訪れることができる人気のダイビングスポットです。美しい海と豊かな水中生物、多彩なダイビングポイントが魅力で、特にボートダイビングで楽しめる沈船ポイントや黒根ポイントは、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
今回のブログでは、沖ノ島でのボートダイビング体験を通して出会った見どころや海の様子、そして注目のオトヒメエビの魅力について詳しくご紹介していきます。これからダイビングを始めたい方や関東圏で良質なダイビングスポットを探している方には、ぜひ参考にしていただきたい内容となっています。
沖ノ島の魅力とアクセス
沖ノ島は千葉県館山市の沖合に位置する小さな島で、歩いて渡れるほど陸地と近く、自然豊かで透明度の高い海に囲まれています。東京からは車で約2時間半、電車でもアクセス可能で、気軽に訪れることができることから、週末のアクティビティとしても人気があります。
陸からのエントリーも可能ですが、今回は特に人気の高いボートポイントである「沖ノ島沈船ポイント」と「黒根ポイント」を中心にファンダイビングを楽しんできました。
沖ノ島の代表的なボートダイビングポイント
-
沖ノ島沈船ポイント
沈船ポイントは、かつての漁船や作業船が沈められており、人工的な漁礁となっています。長い年月の中で、船体にはさまざまな海の生き物たちが住み着き、美しい水中景観が広がっています。沈船そのものの迫力に加えて、岩礁や砂地も広がっており、多様な生物を観察できるのが魅力です。
この日も、水中に降り立った瞬間から、キンギョハナダイやスズメダイが群れを成し、まるで海中の花畑のような光景が広がっていました。中でも目を引いたのが、岩の隙間や船体の裂け目に生息している「オトヒメエビ」です。赤と白のコントラストが美しく、ダイバーの目を引く存在です。
-
黒根ポイント
黒根は、沖ノ島の南西にあるボートポイントで、沈船ほどの構造物はないものの、複雑な岩場が広がり、地形派ダイバーにも人気です。こちらでも多くのマクロ生物が見られ、岩の隙間にはオトヒメエビやイセエビ、小さなクマノミやカエルアンコウも確認することができます。
特にオトヒメエビは、この黒根でも多くの個体を観察でき、赤と白の美しい縞模様が水中でとても映える存在です。カメラを持って入るダイバーにとっては、絶好の被写体となることでしょう。
オトヒメエビとは?
オトヒメエビは、赤と白の縞模様が特徴的なエビの仲間で、体長は小さいもので数センチ、大きい個体では10センチ以上になることもあります。日本近海では比較的広範囲に分布しているものの、その美しさからダイバーにとっては特別な存在とされています。
夜行性で、昼間は岩陰や穴の中に隠れていることが多いですが、沖ノ島のように手つかずの自然が残る環境では、昼間でも比較的容易に観察できるのが嬉しいポイントです。
沖ノ島ダイビングサービス「マリンスノー」のおすすめポイント
沖ノ島でファンダイビングを楽しむなら、地元密着型のダイビングショップ「マリンスノー」がおすすめです。インストラクターは地元館山の海を知り尽くしており、初心者にも安心のガイドを提供しています。
-
少人数制で丁寧なガイド
-
レンタル器材完備
-
初心者・ブランクダイバー歓迎
-
季節ごとの見どころを丁寧に案内
また、ブリーフィングからエキジットまで安全管理が徹底されており、初めてのボートダイビングでも安心して参加できます。女性やシニアダイバー、ソロ参加の方にも人気のショップです。
アフターダイビングの楽しみ方
館山エリアは、ダイビング後の楽しみも豊富です。ダイビング後には温泉に立ち寄ったり、地元のグルメを堪能したりと、1日を通して満喫できます。
おすすめのアフターダイブスポット:
-
館山温泉郷でのんびりリラックス
-
地元漁港直送の新鮮な海鮮料理
-
館山湾を眺めながらのカフェタイム
地元ならではの観光情報やおすすめ飲食店は、マリンスノースタッフが親身にご案内いたします。観光とダイビングを組み合わせて、館山の魅力を丸ごと体感してください。
続きは次回更新にてご紹介します。 ※本記事は前編です。次回はオトヒメエビの観察テクニック、水中写真撮影のコツ、そして季節ごとのおすすめポイントなどをさらに深掘りしてお届けします。
************************
* 2025/04/14 おかぴー店長の気まぐれ日記 *
************************