ダイビング初心者向けに、必要な装備と準備を完全解説。講習・体験ダイビング・ファンダイビングで異なる器材の考え方や、最初に揃える必要があるもの・不要なものまで、沖ノ島マリンスノーが分かりやすく紹介します。

初めてでも安心のダイビング装備・準備完全ガイド
講習・体験ダイビング・ファンダイブまで段階別にやさしく解説
はじめに|ダイビングの不安は「装備と準備」が分かればほぼ解消します
ダイビングに興味を持った方が、最初につまずきやすいのが
**「何を準備すればいいのか分からない」**という不安です。
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器材が多くて難しそう
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高価な装備を揃えないといけない?
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体験ダイビングとファンダイブで違いはある?
こうした不安は、実はとても自然なものです。
そして結論から言うと、ほとんどの心配は正しい情報を知るだけで解消できます。
この記事では、
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ダイビングに必要な基本装備
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講習・体験ダイビング・ファンダイビングでの器材の違い
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初心者が本当に準備すべきもの
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失敗しない装備の考え方
を、初めての方でも判断しやすいよう段階別に解説します。
ダイビング装備は「最初から全部揃える必要」はありません
まず、もっとも大切なことをお伝えします。
初めてのダイビングで、すべての器材を購入する必要はありません。
講習や体験ダイビングでは、
安全に直結する重器材はショップが用意するのが一般的です。
初心者の方が事前に考えるべきなのは、
**「何を買うか」ではなく「何を準備すれば安心か」**という視点です。
ダイビングで使う器材の基本分類
ダイビング器材は、大きく分けて2種類あります。
重器材(安全管理に関わる器材)
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レギュレーター
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BCD(浮力調整器)
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タンク
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ウェットスーツ/ドライスーツ
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ウエイト
軽器材(快適さ・操作性に関わる器材)
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マスク
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フィン
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ブーツ
初心者のうちは、
重器材はすべてレンタル、軽器材もレンタルで問題ありません。
ライセンス講習・体験ダイビングで必要な器材
講習・体験ダイビングの考え方
この段階で最優先されるのは、
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安全性
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分かりやすさ
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不安を減らすこと
です。
そのため、使用する器材は
扱いやすく、インストラクターが管理しやすいものが選ばれます。
ショップが用意する器材(基本)
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レギュレーター
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BCD
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タンク
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スーツ
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ウエイト
すべて事前に点検・調整された状態で提供されるため、
初心者が器材の性能や選び方を気にする必要はありません。
初心者が用意するもの(最低限)
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水着
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タオル
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着替え
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ビーチサンダル
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飲み物
これだけで、講習や体験ダイビングは問題なく参加できます。
ファンダイビングになると変わる「器材の考え方」
ファンダイビングでは、
安全確保に加えて 快適さ・楽しみ方 が重要になってきます。
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潜水時間が長くなる
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自分のペースで潜る
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水中写真や生き物観察を楽しむ
こうした変化に伴い、
少しずつ「自分に合った器材」を意識する人が増えていきます。
ファンダイビングで揃え始める人が多い器材
マスク
顔へのフィット感は個人差が大きく、
マスクは最初に購入されることが多い器材です。
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曇りにくい
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視界が広い
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長時間つけても違和感が少ない
といった点で快適さが大きく変わります。
フィン
ファンダイビングでは移動量が増えるため、
フィンの合う・合わないが疲労感に直結します。
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無理に力を入れなくていい
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推進力が安定する
ものを選ぶことで、ダイビングが格段に楽になります。
ダイブコンピューター
水深・潜水時間・減圧管理を行う器材です。
ファンダイビングでは、
自分のダイビングを自分で把握することが重要になるため、
使用するダイバーが増えていきます。
それでも「最初はレンタルで十分」です
ファンダイビング=すぐ購入、ではありません。
多くのダイバーは、
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講習・体験はすべてレンタル
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ファンダイビングを重ねる
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必要だと感じた器材から少しずつ揃える
という流れで進んでいます。
続けたいと思えたタイミングで考える。
それが、もっとも失敗の少ない器材選びです。
初心者がやりがちな装備・準備の勘違い
❌ 高価な器材を揃えないとダメ
→ 初心者段階では不要です。
❌ 体力がないと潜れない
→ ダイビングは泳ぐスポーツではありません。
❌ 装備を全部覚えないといけない
→ 当日はインストラクターが一つずつ説明します。
不安の多くは、
「知らないこと」から生まれています。
安心してダイビングを楽しむための準備のコツ
初心者の方にとって大切なのは、
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完璧を目指さない
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分からないことは聞く
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無理をしない
この3つだけです。
沖ノ島ダイビングサービス マリンスノーでは、
初めての方が不安を残したまま海に入ることがないよう、
事前説明と当日のフォローを大切にしています。
まとめ|器材は「今の段階」に合っていれば十分
ダイビングの器材は、
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講習・体験ダイビング
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ファンダイビング
で 少しずつ役割が変わっていきます。
ですが共通して言えるのは、
今の自分に必要な分だけで十分
ということです。
正しい準備とサポートがあれば、
ダイビングは初めての方でも安心して楽しめます。
装備への不安が消えたとき、
海の世界はぐっと近くなります。


