ダイビング初心者が「実は一番気にしている不安」Q&A完全版 初めて・ブランク明けでも安心して海を楽しむための徹底ガイド

ダイビング初心者が「実は一番気にしている不安」Q&A完全版
初めて・ブランク明けでも安心して海を楽しむための徹底ガイド

ダイビング初心者やブランクダイバーが実は一番気にしている不安をQ&A形式で徹底解説。迷惑をかけないか、怖くなったらどうするかなど本音の疑問に答え、安心して潜るための考え方をまとめました。

はじめに|不安を感じるのは「向いていない」からではありません

ダイビングに興味はある。

ライセンスも持っている。

それでも、いざ海に行こうとすると、心のどこかで不安がよぎる。

  • 自分だけ下手だったらどうしよう

  • 周りに迷惑をかけないだろうか

  • 途中で怖くなったらどうなるのか

こうした不安を抱えている初心者やブランクダイバーは、決して少数派ではありません。

むしろ現場では、不安を感じている人の方が圧倒的に多いのが実情です。

結論からお伝えすると、

不安を感じること自体は、ダイビングに向いていない証拠ではありません。

むしろ、

不安を感じられる人ほど、安全意識が高い

と捉えられることがほとんどです。

この記事では、インストラクターやガイドが現場で本当によく耳にする

**「初心者が実は一番気にしている不安」**をQ&A形式で丁寧に掘り下げ、

不安を抱えたままでも安心してダイビングに参加できる考え方を解説します。


Q1. 他のダイバーに迷惑をかけませんか?

A. この不安を持つ人は非常に多く、気にしすぎる必要はありません。

初心者やブランクダイバーが最初に口にするのが、この不安です。

  • 自分だけ準備が遅れたらどうしよう

  • 浮力が取れなくて邪魔にならないか

  • 周囲のペースを乱してしまわないか

ですが実際のファンダイビングでは、

参加者全員のレベルが揃っていることの方が珍しいのが現実です。

ダイビングの進行は、

  • 一番上手な人に合わせる

    のではなく

  • 一番不安がある人に合わせる

という考え方が基本です。

むしろ注意が必要なのは、

迷惑をかけたくないから不安を言えない

という状態です。

不安を抱えたまま潜ることの方が、

トラブルや事故につながりやすいと考えられています。


Q2. 途中で怖くなったらどうなりますか?

A. 無理に続ける必要はありません。「やめる」判断は失敗ではありません。

ダイビングでは、次のようなタイミングで恐怖心が出やすくなります。

  • 顔を水につけた瞬間

  • 潜降中に耳抜きがうまくいかないとき

  • 水深が深くなったと感じたとき

こうした場面で怖くなるのは、ごく自然な反応です。

その場合は、

  • 潜降を止める

  • 浅場に戻る

  • その日のダイビングを1本で終了する

といった判断が普通に行われます。

大切なのは、

**「最後まで潜ること」より「安全に戻ること」**です。

途中で中止した経験は、失敗ではなく次回への大切な学びになります。


Q3. ついていけなくなったら置いていかれませんか?

A. ガイドが一人を置いて進むことはありません。

「置いていかれるのでは」という不安も、初心者に非常に多いものです。

しかし実際には、

  • ガイドは常に全員の位置を確認

  • 誰かが遅れれば全体を止める

  • 状況に応じてルートや深度を調整

といった対応を行います。

ダイビングはチームで行うアクティビティであり、

一人を切り離して進行することは安全上あり得ません。


Q4. スキルに自信がなくてもファンダイビングしていいですか?

A. 問題ありません。多くの人が「慣れるため」に潜っています。

ファンダイビングは、スキルが完成した人だけのものではありません。

実際には、

  • 中性浮力が安定しない

  • エア管理が不安

  • 久しぶりで感覚が戻らない

という状態で参加している人も多くいます。

重要なのは、

  • 浅場中心

  • 海況が穏やか

  • 少人数制

といった 環境を選ぶことです。

スキルは、

不安が少ない環境でこそ身についていきます。


Q5. ブランクが長いのですが、本当に大丈夫ですか?

A. ブランクは珍しいことではありません。

5年、10年、場合によってはそれ以上のブランクがある方も、

普通にダイビングを再開しています。

ブランク明けでよくあるのは、

  • 器材の使い方を忘れている

  • ハンドシグナルが曖昧

  • 感覚が戻るまで時間がかかる

といった点ですが、これらは最初から想定されていることです。

ブランクがあることを事前に伝えることで、

  • 器材説明を丁寧に行う

  • 進行をゆっくりにする

といった対応が可能になります。


Q6. 体力が心配です。ついていけますか?

A. ダイビングは体力より「力を抜けるか」が重要です。

水中では浮力があるため、

  • 走る

  • 重いものを持ち続ける

といった動きはほとんどありません。

むしろ体力に自信がある人ほど、

  • 力んでしまう

  • 呼吸が乱れる

というケースも見られます。

体力に不安がある人ほど、

  • ゆっくり動く

  • こまめに休む

ことで、結果的に楽に潜れることが多いのです。


Q7. 写真を撮らないと浮いてしまいませんか?

A. 撮らなくてもまったく問題ありません。

最近は写真や動画目的のダイバーも増えていますが、

  • 見る専門

  • 観察中心

  • ゆっくり泳ぐだけ

というスタイルも一般的です。

「撮らない=遅れている」ということはありません。

自分の楽しみ方を選んでいいのがダイビングです。


Q8. 失敗したら怒られませんか?

A. 怒られることはありません。

初心者がミスをすることは、進行の前提に含まれています。

注意されることがあるとすれば、

  • 危険につながる行動

  • 安全を確保するための声掛け

です。

それは叱責ではなく、

安全を守るためのコミュニケーションです。


Q9. 体験ダイビングとの違いが不安です

A. 違いはありますが、段階的に慣れていけます。

体験ダイビングは、

  • 浅い

  • 行動範囲が限定的

  • 完全にガイド主導

なのに対し、ファンダイビングは自由度が上がります。

ただし、

  • いきなり深場に行く必要はない

  • 初心者向けの進行が選べる

ため、無理なくステップアップできます。


Q10. 不安がある状態で参加していいですか?

A. むしろ、不安がある人ほど相談して参加してほしいです。

一番危険なのは、

不安があるのに「大丈夫です」と言ってしまうこと

です。

不安を言葉にできる人ほど、

安全にダイビングを楽しめる傾向があります。


初心者が知っておくと安心な3つの考え方

① 不安はゼロにしなくていい

② 上手さより「伝えること」が大切

③ 無理をしない判断もスキル


まとめ|不安があるあなたは、むしろダイビングに向いています

ダイビング初心者やブランクダイバーが感じる不安は、

  • 真面目さ

  • 安全意識

  • 周囲への配慮

から生まれるものです。

不安があるからこそ、

  • 環境を選ぶ

  • 相談する

  • 無理をしない

この判断ができれば、

ダイビングは 安心して長く楽しめる趣味になります。

 

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* 2025/12/28 おかぴー店長の気まぐれ日記 *
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2025年12月28日
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