ライセンスはあるけど不安な方へ。沖ノ島でのファンダイビングを初心者・ブランクダイバー向けに徹底解説。ポイントの特徴、当日の流れ、よくある失敗と対策まで、安心して参加を判断できる実践ガイドです。

はじめに|「ライセンスはあるけど不安」な方へ
ダイビングのライセンス(Cカード)は取得したものの、
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しばらく潜っていない
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ファンダイブがどんなものか分からない
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上手な人ばかりだったらどうしよう
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自分のレベルでついていけるか不安
そんな気持ちを抱えたまま、なかなか一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。
結論からお伝えすると、
**ファンダイブは「上手に潜る場」ではなく、「自分のペースで海を楽しむためのダイビング」**です。
この記事では、千葉県館山市・沖ノ島 周辺で行うファンダイビングについて、
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ファンダイブとは何か
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初心者・ブランクダイバーでも安心な理由
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沖ノ島が選ばれている理由
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ポイント・季節・生き物の特徴
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よくある不安と失敗、その対策
を、参加を判断できるレベルまで丁寧に解説します。
結論要約|ファンダイブは「経験本数」より「安心できる環境」が大切
ファンダイビングで最も重要なのは、
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経験本数の多さ
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難しいスキル
ではありません。
「安心して潜れて、無理なく終われる環境かどうか」
これが、楽しさを左右する最大のポイントです。
マリンスノーでは、
少人数制・海況優先・レベル差の少ない進行を基本に、
初心者やブランクダイバーでも落ち着いて楽しめるファンダイブを行っています。
ファンダイブとは?体験ダイビングとの違い
ファンダイブとは
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ダイビングライセンス(Cカード)必須
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基本操作は自分で行う
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ガイドが同行し、安全管理とルート選定を行う
体験ダイビングとの違い
体験ダイビングは「初めて水中に入る体験」ですが、
ファンダイブは 「ライセンスを使って海を楽しむ時間」 です。
完全なセルフダイビングではなく、
“一人ではない自由さ” がファンダイブの特徴です。
沖ノ島がファンダイビングに向いている理由
沖ノ島周辺は、関東エリアの中でも
初心者〜中級者まで幅広く対応できるバランス型のダイビングエリアです。
沖ノ島の特徴
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ビーチ・ボート両方に対応
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浅場〜中層までの水深構成
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海況が比較的安定しやすい
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無理に深場へ行かない選択ができる
特にブランクダイバーにとって、
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浅場で慣らしができる
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状況次第で難易度を下げられる
という点は、大きな安心材料になります。
沖ノ島の代表的なファンダイブポイント
沖ノ島沈船(最大水深:約25m)
沖ノ島を代表するダイビングポイントのひとつ。
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人工物ならではの立体的な景観
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イサキなど回遊魚の群れ
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透明度が高い日はワイド撮影に最適
冬場や透明度の良い日には、
沈船の構造と魚影を同時に楽しめる迫力あるダイビングが可能です。
※ 海況・経験によって無理に行かない判断も行います。
沖ノ島黒根(最大水深:約12m)
平たい根が広がる、安定感のあるポイント。
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群れ・マクロのバランスが良い
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流れの影響を受けにくい
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久しぶりの1本目に選ばれやすい
「ブランク明け」「落ち着いて潜りたい日」に最適なポイントです。
ガンゾウ根(最大水深:約7m)
非常に浅く穏やかなポイント。
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慣らしダイブ向き
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チェックダイブに最適
「まずは様子を見たい」という方に、
安心しておすすめできるポイントです。
ファンダイブ当日の基本的な流れ
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受付・体調確認
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ブリーフィング(海況・ルート説明)
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器材セッティング・チェック
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エントリー・水中ガイド付きダイブ
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水面休憩
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2本目(状況により調整)
マリンスノーでは、
人数・経験・海況に応じて柔軟に進行内容を調整します。
初心者・ブランクダイバーが不安に感じやすいこと
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スキルを忘れていないか
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周りに迷惑をかけないか
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深場に行かされないか
こうした不安はとても自然なものです。
大切なのは、
「できないことを隠さない」「無理をしない」 こと。
それが、安全で楽しいファンダイブにつながります。
追加章|ファンダイブでありがちな失敗と対策
ファンダイビングでは、
大きなトラブルではないものの、
「よくある失敗」が楽しさを下げてしまうケースがあります。
エア消費が早くなる
久しぶりのダイビングでは緊張から呼吸が浅くなり、
エア消費が早くなることがあります。
→ 無理に周囲に合わせず、
→ 浅場で呼吸を整える時間を確保することが大切です。
中性浮力が安定しない
ブランク明けでは感覚が鈍りがちです。
→ 最初の1本目は「慣らし」と割り切る
→ 完璧を求めない
これだけで、自然と安定してきます。
カメラや生き物に集中しすぎる
写真撮影に夢中になると、
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周囲が見えなくなる
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ガイドとの距離が空く
といったことが起こりやすくなります。
→ まずは ダイビングそのものに慣れる ことを優先しましょう。
「ついていかなきゃ」と無理をする
周囲に経験者がいると、
無理をしてしまう方もいます。
ファンダイブは競争ではありません。
マリンスノーでは、無理を前提に進行することはありません。
季節別|沖ノ島ファンダイブの楽しみ方
春(3〜5月)
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海況が落ち着きやすい
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のんびり潜れる
夏(6〜9月)
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水温が高く快適
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生き物が豊富
秋(10〜11月)
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魚影が濃くなる
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ベストシーズンと感じる方も多い
冬(12〜2月)
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透明度が最も高い
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ワイド派に人気
ファンダイブで見られる主な生き物
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イサキの群れ
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アカオビハナダイ
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ムレハタタテダイ
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ミツボシクロスズメダイ
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ウミウシ各種
ワイド・マクロどちらも楽しめるのが沖ノ島の魅力です。
マリンスノーのファンダイブが大切にしていること
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少人数制
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海況優先
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レベル差を出しすぎない進行
「潜った本数」ではなく、
「また潜りたいと思えたかどうか」 を大切にしています。
よくある質問(FAQ)
Q. ブランクが長くても参加できますか?
A. 問題ありません。慣らしを行いながら進めます。
Q. 本数が少なくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。
Q. 一人参加でも平気ですか?
A. お一人参加の方も多くいらっしゃいます。
Q. 初心者でも沈船に行けますか?
A. 海況・経験を見て判断します。
Q. カメラを持ってもいいですか?
A. 状況に応じてご案内します。
まとめ|ファンダイブは「自分のペースで海を楽しむ時間」
ファンダイビングは、
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技術を競うものではなく
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誰かと比べるものでもありません
自分のペースで、海を楽しむための時間です。
沖ノ島ダイビングサービス マリンスノーでは、
初心者・ブランクダイバーの方にも
安心して参加していただけるファンダイブを行っています。


